めぐみさんが描いたカルマの絵(看板?)を tottori カルマ へ届けに行きました。

めぐみさんの初期作品には、新聞やチラシを貼り付ける技法が見られます。
2000年にセツ・モードセミナーに入学する前に描いたものらしく、絵を学ぶ前からこんなに大きく堂々としたものを作っていたことに驚きます。
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絵の中には、観覧車と車、
あと "captain NEMO's digger bore twenty thousand leagues" という言葉。
直訳すると "ネモ船長の掘削機は2万リーグを掘削した"
おそらく、1870年にフランスのジュール・ヴェルヌが発表したSF冒険小説『海底二万里』のことだと思います。
カルマと直接は関係がなさそうなこの3つの要素。
日記みたいな絵だったのかな?と思ったりします。
⛴️
蛇足ですが、
ネモ(nemo) という名前は、「誰でもない」「名無し」を意味するラテン語が語源らしく、多くの作品で「謎の人物」や「名もなき存在」として使われているそうです。
「名もなき存在」に抱く印象は人それぞれだと思いますが、私は「名もなき存在」と認識するのはあくまで他者視点の解釈で、本人は「ありのまま」だったりするんだと思ったりします。
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めぐみさんは東京中野にあった 中野カルマ で働いている頃に絵を始めたそうです。
そんな中野カルマを営んでいた 丸さん は今、鳥取で tottori カルマ を営んでいます。
@tottori_karma
@itaromaruyama
そんな戎町にある店舗での営業も今年2025年いっぱいで閉店し、次のステージへの挑戦をされています。

応援メッセージを見ると、丸さんが今までとても多くの人と出会い、関わってきたことが分かります。
▼ 45年の灯を次の世代へ──tottoriカルマ戎町店の閉店を“新しい船出”に | Campfire
https://camp-fire.jp/projects/884031/
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12月中は、中野カルマでも働かれていた カルンさん の切り絵の展示『赤井家のおいしい』が開催されています。


チラシなどを切って描かれている食卓の風景。
チラシってこんなに色がたくさんあるんだ、という驚きと、とても美味しそうなご飯。
添えられているひと言もやさしくて、なんだか見ていると ホワホワ ホカホカ してきます。お腹も減ってきます。
素敵な展示なので、ぜひぜひ足を運んでみてください、
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🌟 tottoriカルマ @tottori_karma
ランチ 10:00 - 14:30
夜営業 要確認
定休日 水・木
鳥取県鳥取市戎町116
カルマはブータン語で星の意味だそうです。

