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静かな青谷町で、
アートとともに過ごす一日を。

誰にも急かされず、誰にも邪魔されず、
ただ好きな時間に、好きなように過ごす旅。

「青宿 -Inn & Gallery」は、鳥取・青谷町の小さな宿です。

画家・やまぐちめぐみ (1966-2015) の原画を展示しています。

海や山に囲まれた、静かな町で
アートと自然に包まれる時間をお楽しみください。

一人旅、アートが好きな方、静かな場所を探している方へ。
青谷で、お待ちしています。

LETTER

tottori カルマ

tottori カルマ

めぐみさんが描いたカルマの絵(看板?)を tottori カルマ へ届けに行きました。めぐみさんの初期作品には、新聞やチラシを貼り付ける技法が見られます。2000年にセツ・モードセミナーに入学する前に描いたものらしく、絵を学ぶ前からこんなに大きく堂々としたものを作っていたことに驚きます。🎨絵の中には、観覧車と車、あと "captain NEMO's digger bore twenty thousand leagues" という言葉。直訳すると "ネモ船長の掘削機は2万リーグを掘削した"おそらく、1870年にフランスのジュール・ヴェルヌが発表したSF冒険小説『海底二万里』のことだと思います。カルマと直接は関係がなさそうなこの3つの要素。日記みたいな絵だったのかな?と思ったりします。⛴️蛇足ですが、ネモ(nemo) という名前は、「誰でもない」「名無し」を意味するラテン語が語源らしく、多くの作品で「謎の人物」や「名もなき存在」として使われているそうです。「名もなき存在」に抱く印象は人それぞれだと思いますが、私は「名もなき存在」と認識するのはあくまで他者視点の解釈で、本人は「ありのまま」だったりするんだと思ったりします。🍃めぐみさんは東京中野にあった 中野カルマ で働いている頃に絵を始めたそうです。そんな中野カルマを営んでいた 丸さん は今、鳥取で tottori カルマ を営んでいます。@tottori_karma@itaromaruyamaそんな戎町にある店舗での営業も今年2025年いっぱいで閉店し、次のステージへの挑戦をされています。応援メッセージを見ると、丸さんが今までとても多くの人と出会い、関わってきたことが分かります。▼ 45年の灯を次の世代へ──tottoriカルマ戎町店の閉店を“新しい船出”に | Campfirehttps://camp-fire.jp/projects/884031/🍳12月中は、中野カルマでも働かれていた カルンさん の切り絵の展示『赤井家のおいしい』が開催されています。チラシなどを切って描かれている食卓の風景。チラシってこんなに色がたくさんあるんだ、という驚きと、とても美味しそうなご飯。添えられているひと言もやさしくて、なんだか見ていると ホワホワ ホカホカ してきます。お腹も減ってきます。素敵な展示なので、ぜひぜひ足を運んでみてください、🍅🌟 tottoriカルマ @tottori_karmaランチ 10:00 - 14:30夜営業 要確認定休日 水・木鳥取県鳥取市戎町116カルマはブータン語で星の意味だそうです。

da di da

da di da

ギャラリーの絵をもうひとつ変えました。『da di da』April, 2006 | Megumi Yamaguchiなんだか、不思議な “間”があるグレーの空、平原でダンスする2人の絵です。2人の背後に見えるのは、羽なのか、雲なのか。リラックスしているようにも、緊張しているようにも見えます。絵の裏には 『da di da』と書かれていました。タイトルかと思うのですが、調べてみたところ、この言葉に意味らしい意味はないようで。1985年に松任谷由美さんがリリースされたアルバムの名前が『DA・DI・DA』だそうです。このアルバムを聴いてみたのですが、恋人との別れをテーマにした前を向く女性の曲が多い印象で、絵と関係があるのかは分かりませんでした。ふむ、なんでしょうね?☁️🪽宿に入ってすぐ、作品リストをご用意しています。絵を見てタイトルを見て描かれた時を見てなにか見え方が変わったりするかもしれません。私は特にタイトルを知ると、途端に見え方が変わるので面白いなと思います。🗒️先日、めぐみさんのご家族が足を運んでくださいました。めぐみさんの絵は2度海を渡り、海外にあったこともあるそうです。今は、めぐみさん本人とはおそらく縁のない鳥取にあって、なんとも不思議です。当宿で展示させていただいている絵も、人の想いといっしょに次の場所へいったりしています。今展示している絵も一期一会かもしれません。ぜひ、あわせて観ていただけると嬉しいです🤲🏻

絵画を変えました

絵画を変えました

先週末はとても暖かく、上着も不要な陽気でしたが、昨日は雪がちらつき、道のすみはうっすら白くなっていました。冬の訪れ、鳥取はこれからますます寒くなりそうです。⛄️ギャラリーの絵をひとつ、202号室の絵をひとつ、変えました。夏らしいものから、冬にあう絵へ。ギャラリーは『暗い花畑に白うさぎ』という絵に。どんよりした山陰の曇天を思い出します。私はこの落ち着いた明るさが好きです。その中に見え隠れするピンクや黄色、青い花。花も白うさぎも、なんだか可愛らしいです。🌷202号室は雪原を歩く2人の少女の絵に。絵の裏には日付と一緒に、タイトルのような『CTON!』の文字がありましたが、調べても意味が分かりませんでした。なんだろう?めぐみさんの絵は、柔らかく優しい印象がありますが、描かれている人の眼は、優しさの中に聡明さを感じられる気がします。頭巾を被った2人は、どこへ行くのでしょうね?

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LOCATION

JR「青谷」駅より徒歩7分
山陰道「青谷IC」より車で5分